区や市のガイドブックが増えた

 自分の住んでるところは特別な「名所」というものはない。区民にとっての「癒しスポット」的な公園などはあるが、「観光」とまではいかない。
 ところが最近、コンビニの雑誌棚で「××区をとことん楽しむ!」みたいなテーマの雑誌が目立ってきた。「はぁ?」と手にとって見る。……。黙って戻す。当たり前だが、何年も住んでいる住民には特段珍しい記事はない。
 会社のそばのコンビニや書店の店頭にも、その地域のガイドブックが並んでいる。自分は、会社の地域も以前住んでいたところなのでめくってみても珍しいものは見つけられなかったのだが、職場の人たちは熱心に買って読んでいる。「あのレストランのランチを!」「あのお店、ディナーはおいしいんですって!」と盛り上がっている。食べ物の話ばかりだが…(ーー;)。
 なるほど。『観光名所のための「ガイドブック」』なんて考え方が古いんだなぁと実感。ただメタボリックシンドロームを侮れないので「××区(市)ヘルシーメニュー満載!ガイド」シリーズなんて、そのうち出てくるのかな(^^;