気になる「Google Health」

 やっと呼吸困難になる状態も落ち着き、連日の点滴で声帯と気管の入り口の腫れも回復傾向。今回、最初の受診したクリニックから3日経過しても回復しないためネットで探して現在のクリニックへ。
 鼻からカメラを突っ込まれたりと心構えが追いつかなかったが、なんとか良くなってきた。
 こんな状況の中で見かけたこの『グーグル、「Google Health」を発表--個人健康記録を集約(2008/02/29 CNET Japan)』。

Google Healthが個人健康記録サービスとして、人々が自分の健康に関する情報すべてを1カ所で得ることができるようになることを目指す。

・病院で受ける自分の検査等の健康データにアクセスできる
・別の医療機関のシステムから記録をインポートできる
・医師を探したり、「Google Scholar」やディスカッショングループなどの情報提供元から病気の情報を得たりすることもできる。
など機能はいろいろあるのだが、

サードパーティーの開発者らによって、「iGoogle」のホームページに埋め込むことができる、患者に薬を飲むことを思い出させるガジェットが開発された。別の開発者は、患者が1週間に服用するすべての薬を1度に表示できるインターフェースを開発した。

というところも魅かれる。この間、受診したところでもらった薬を思い出しきれない(服薬管理手帳を忘れたなど)時にも、こういう機能はいいなぁ。

もちろん、ネットで評判が上がって激忙となる医師や風評で閑散となる施設もあるのかも。情報を得られるのはいいが、かえって受診機会が減ってしまうこともありそうな…。
 ちなみに保険会社の個人情報へのアクセスは

Schmidt氏は、Googleが保険会社と情報を共有するのは、法律を除けば「誰かに銃を突き付けられ、そのようにしろと脅かされた」時だけだ、と語った。

とはさすが米国の表現だが、そのくらいでないと。

 便利さと危なさは常に裏表一体だが、安心して使えるようになってほしいものだなぁ。