ちょっと今後の展開が気になる「モバイル医療情報通信システム」

 「ITmedia プロモバ」で取り上げられた「ウィルコム・東北大学など モバイル医療情報通信システムを開発するコンソーシアム設立」の記事。

モバイル環境における医療情報通信システム開発コンソーシアムでは、医療ソリューション「電子診療鞄」を開発している。電子診療鞄は、
1. PHSや携帯電話などのモバイル通信を利用して高画質映像や音声、心電図、血圧などの生体情報を遠隔地にいる医師に送信可能
2. 個人認証機能と暗号化通信機能を備え、セキュアな通信ができる
3. 患者から医師に高画質な映像を送ることで、対面診療に近い環境を実現する
4. インターネット環境が完備していない場所や救急車などの移動体でも利用できる
5. 生体データを計測する装置を自由に組み合わせ、疾患の種類に応じた在宅医療、健康管理などが可能
6. PCを中心に構成しており、生体データから診療記録までを電子データとして管理できる。将来的にはレセプトのオンライン処理や電子カルテとの連携も可能になる

 こういう状態をもっともっと広げて、在宅医療・看護に密着させてもらいたいし、そこへスマフォの機能をドンドン入れていって欲しい。
 「ポケットカルテ」などの手軽なものから、このような大きな枠まで広げてこそ、地域密着での先端医療が際立つと感じる。この内容は追って行きたい。