電子書籍化サービスと元となる本のその先

Windows ケータイFAN」さんの「電子書籍/電子書籍化サービス」の記事を興味深く読んだ。
 ン十年来の愛読書が幾つもあるが、紙という媒体は、余程の保存の良環境に無ければ年月と共に劣化する。
 我が愛読書もその傷みに蝕まれ始めている。
 そんなところにこの記事を読んで、もしかしたら!!という思いで読み進めた。

BOOKSCAN(ブックスキャン)は、書籍を裁断しスキャナーで読み取り、PDF化するサービスです。
『本が好きだけど、本棚はいっぱいだし、本をたくさん買いたいのに 場所的に置く場所がなくて困ってる』という方のためのサービスです。
お客様に書籍を弊社まで送って頂き、1ページづつスキャンし、全ページPDF化したデータをメールもしくはCD-R形式で納品致します。
またPDF形式で保存されたデータは、AppleiPadAmazonKindleなどの様々な電子書籍リーダーで閲覧頂けます。

 断裁…。これをされてしまうと自分には愛読書の意義が半減以上なのだ(翻訳者の方の力もあるので、好みの訳をされている書籍を断裁にはとても出来ない)。
 特にこの数年、名のある翻訳者の方々がご逝去され、当時のものが貴重になった。電子書籍は欲しいのだけれど、結局は自分でスキャンや写経のようにしていくしかないのだろうか…。